引っ越し費用が安い時期は閑散期|料金が変動する理由とおすすめシーズン

引っ越し費用が安い時期は閑散期

引っ越しの際には、決して安いとは言えない引っ越し料金がかかります。新生活でそろえる家具・家電もたくさんありますし、引っ越し料金は少しでも安く抑えたいという人はほとんどでしょう。

引っ越し料金は時期によってかなり変動するため、費用を節約するためには、時期の見極めが重要になります。 そこで今回は、引っ越し費用が安くなるタイミングや、安くなる理由、そして安くするためのコツをご紹介してきます。

引っ越し料金が時期によって変動する理由

まず、引っ越し料金の相場は以下の通りです。引っ越しの際は、大体の相場を参考に予算を立てておくのが良いでしょう。

  • 一人暮らし:4〜8万
  • 二人暮らし:5〜10万
  • ファミリー:7〜12万

しかしこの相場は、あくまで通常の時期の相場費用となります。 実は引っ越し料金は、常に固定の料金が設定されているわけではありません。時期によって引っ越し料金は、安くなったり高くなったりを繰り返す傾向にあります。その変動には、引っ越しそのものの需要の差が大きく関係してきます。世の中で引っ越しをする人が多くなる時期は、引っ越し料金も高くなります。これに対して引っ越しする人が少なくなれば、需要が下がることとともに料金も安くなるのです。

引っ越し費用が安い時期と高い時期

引っ越し料金が安い時期と高い時期では、金額に非常に大きな幅が出ます。引っ越しをするならやはり安くなる時期を狙いたいところですが、では、具体的に料金の相場にはどれほど差が出るのでしょうか。

少しでも料金を抑えたい人や、引っ越したいが時期はいつでも良い人などは、安い時期と高い時期の差をまず確認していきましょう。以下からその具体的な相場について解説していきます。

引っ越し費用|繁忙期と閑散期の比較

引っ越し費用は、引っ越しする人で混み合う時期(繁忙期)と、引っ越しする人が少なくなる時期(閑散期、通常期)によって相場が変わってきます。この相場の差は、約4万円になります。例えば単純計算すると、閑散期には4万円ほどだった引っ越し費用も、繁忙期では8万円ほどの高さになるため、この差には注意したいところです。ではそれぞれどれほどの価格になるのかを、具体的な引っ越し費用の金額を見ていきましょう。

引っ越し費用が安い時期は5月~2月

通常、5~2月は間に大型連休があるとはいえ、引っ越しをする人が少なくなる時期です。そのため大きく値引きされることが多く、これらの時期を見計らって引っ越しをすれば、費用をかなり抑えることができます。例えばファミリーで引っ越す場合の相場は7万円~12万円ほどですが、閑散期を利用して引っ越しをすれば、費用は約7万円で済みます。また、5月~2月の間では、特に11月が一番安くなる傾向にあります。一番安い時期に引っ越しをしたいなら、11月がおすすめです。

引っ越し費用が高い時期は3月~4月

引っ越し料金が高くなる時期、つまり繁忙期は、3月~4月の時期に訪れます。卒業、入学、就職、転職など、節目のイベントが多い年度末近辺は、多くの人がイベントに伴って引っ越しをします。

ファミリーであれば、通常期では7万円ほどだった引っ越し費用が、今度は10万円以上もの価格になってきます。混雑状況によっては、予定していた以上の料金がかかることも珍しくありません。

また、繁忙期は、希望していた引っ越し業者の予約がとれなくなることも多いです。早めに予約を済ませておかないと、急遽別の業者に引っ越し作業を頼むことになったり、引っ越しの日時を変更せざるを得なくなったりする恐れがあります。

条件でも変わる引っ越し料金が安い時期

ちなみに引っ越し料金が安くなる時期は、引っ越す人の「条件」によっても異なります。簡単に言うと、単身者かファミリーかで、閑散期・繁忙期は微妙に異なるということです。では、条件によって引っ越し料金が安くなる時期はいつになるのか、具体的に見ていきましょう。

一人暮らしの引っ越しの場合

一人暮らしの引っ越しの場合、料金が安くなる時期は8月、11月、12月が多いです。引っ越しが必要になるようなイベントが特段ない時期とも言えるため、料金は他の時期と比べて割引がかかりやすくなります。6月、9月あたりは人事異動がある会社も多いので、閑散期の中では、若干高くなる傾向にあると言えるでしょう。

料金が圧倒的に高くなる繁忙期は、やはり就職などのイベントとかぶる3月、4月です。

家族の引っ越しの場合

家族で引っ越しする場合は、1月、11月が安くなる傾向にあります。単身者のときと同じく、このあたりの時期に引っ越しをしなければいけない理由は、なかなかありません。だからこそ引っ越し業者はファミリーでの引っ越し料金を1月、11月はかなり低めに設定しています。これはカップルの同棲の場合も同じです。

また、ファミリーの場合も、圧倒的に高くなるのは3月です。安く引っ越すなら、3月はなるべく避けたいところです。

いつから物件探しを開始すればいいか

物件探しは、引っ越しする予定日の2か月ほど前から行うのが一般的です。1か月前では少しバタバタしてしまいますし、切羽詰まった状況で物件選びをするのは失敗しやすいのでおすすめできません。逆に3か月前だとかなり早い段階で不動産会社に足を運んでも、物件の情報が出ていない場合も多く、タイミングが合いません。そのため一番適正なタイミングと言えるのは、2か月前あたりでしょう。

ですが、用意周到であることに越したことはありません。もっと前から個人的に情報収集をして、どのような物件が良いのか、ある程度目星はつけておいた方が良いでしょう。

引っ越し費用を安くするためのコツ

高い引っ越し料金を安く抑えるためには、安くするためのポイントを踏まえて工夫することが大切です。以下からは、引っ越し費用を安くするためのコツを解説していきます。引っ越しの際に少しでも経済的負担を減らしたい人は、以下のポイントを参考にしてみてください。

閑散期に引っ越しをする

やはり引っ越しをするなら、閑散期が一番です。閑散期を選べば、最も簡単に安く引っ越しを行うことができます。2~5月の閑散期は、マンション・アパートの空室もなかなか埋まりにくくなる時期です。大家さんとしては早く入居してもらって家賃収入を得たいのが本音ですから、閑散期は敷金礼金、家賃そのものの交渉もしやすくなる時期です。交渉がうまくいって家賃を値下げしてもらったり、敷金礼金をゼロにしてもらったりすれば、引っ越しの際にかかる全体的な費用を大幅にカットできます。

複数の業者から見積もりをとる

安く引っ越したいときは、格安で頼める引っ越し業者を厳選することも大切です。複数の業者から見積もりをとることで、どこが安いのか把握することができます。見積もりをとっておけば、「A社では〇万円だった」という値下げ交渉の材料にもなるでしょう。

ただ、あまりにも破格の値段の引っ越し業者には注意してください。対応そのものに問題がある場合が多いため、あらかじめ評判はよく確認しておきましょう。

引っ越し荷物を減らす

引っ越しの荷物を減らせば、引っ越し料金もその分安くなります。作業に必要な人員が減り、トラックも小さくなるため、コストがかからなくなるからです。実際、引っ越し料金は、必要なトラックの種類によって変動します。 目安となる相場は以下の通りです。

  • 軽トラック:3万円~4万円
  • 1.5tトラック~2tショートトラック:4万円~5万円
  • 2tロングトラック2.5tトラック:6万円~7万円
  • 3tトラック:8万円~9万円
  • 4tトラック:11万円~12万円
  • 10tトラック以上:15万円以上

荷物が増えれば、たとえ閑散期であっても料金は高くなってしまいます。引っ越し前に不要なものは一気に処分するなどの対策も大事になってくるでしょう。

まとめ

引っ越し料金は、繁忙期と通常期(閑散期)で相場が大きく異なります。繁忙期は料金も高くなるだけでなく、予約もとりづらくなるため注意が必要です。引っ越し費用を安く抑えたいなら、繁忙期を避けて引っ越しするようにしたいところです。閑散期なら、引っ越し料金から敷金礼金まで、あらゆる値下げ交渉もしやすくなります。何かと物入りで大変な引っ越しの時期は、なるべく費用を安く抑えて負担を減らしていきましょう。