不動産会社の評判の良い悪いを鵜呑みにするのは危険!不動産会社の正しい選び方

不動産会社の評判の良い悪いを鵜呑みにするのは危険

部屋探しで不動産会社を訪れる際は、その会社が自分に合った会社なのかどうかをあらかじめ知っておくことが大切です。どれだけ評判のよい不動産会社でも、人によっては相性が合わないということも多々あります。最終的に大事なのは、良いと思える不動産会社を自分で見極めて快適に部屋探しをすることです。そこで今回は、不動産会社の正しい選び方について解説していきます。

不動産会不動産会社の評判をうのみにするのは危険!

実は、不動産会社の評判や口コミをそのまま信用してしまうのは危険です。どれだけ高評価の会社でも、タイミングによっては、評価はまったく異なる可能性があります。実際に不動産会社が持っている物件の充実度は時期によってばらつきがあります。

また、逆に口コミ評価の悪い不動産会社でも、実際に行ってみたら印象はまったく違ってよい会社だったということもなかにはあります。これには、ライバル会社の社員が悪い口コミをあえて書き込んでいる可能性も関係してきます。

自分に合う不動産会社のタイプを知ろう

大事なのは、自分に合う不動産会社のタイプを知り、快適に部屋探しができる方法を模索していくことです。

不動産会社を探すなら、まずタイプが以下のとおり二つに分かれることを知っておきましょう。

  • 大手不動産会社
  • 地域密着型の不動産会社

では、この二つのタイプについて、メリット・デメリットをそれぞれ整理していきましょう。

大手不動産会社のメリット・デメリット

大手不動産会社は、全国的に店舗をたくさん持ち、各店舗にいる営業マンの数も多いのが特徴的です。店舗数も充実していて、足を運びやすいのが大きな魅力になります。

大手不動産会社のメリット・デメリットは以下のとおりです。

<メリット>

  • 物件の情報をたくさん持っている
  • 店舗が多いため通いやすい
  • サービスがよく、丁寧な対応をしてくれる

<デメリット>

  • 物件の取り扱い数が少なく対象エリアも狭い
  • 情報の更新があまり頻繫ではない
  • サービスの充実度に難ありの会社もある

よい不動産会社の選び方六つ

では次に、不動産会社の選び方について六つのポイントを整理していきましょう。

実際に店舗に出向くことで、チェックできることはたくさんあります。もちろん、不動産会社に行ったからといって、そのときの担当者に必ず部屋探しをお願いしなければいけないわけではありません。そのため、まずは複数の店舗を訪れて、自分に合っていそうな店舗を見つけてみましょう。

宅建免許の認可番号をチェック

まず、不動産会社を訪れたら、「宅建免許」の認可番号をチェックしてみましょう。

宅建免許は5年ごとに更新され、更新するごとに認可番号のカッコ内の数字が高くなっていきます。つまり5年なら1、10年なら2、15年なら3ということになります。

この認可番号が大きければ、それだけ長い間信頼されながら不動産会社として営業しているということです。より信頼のおける会社であることがわかります。安心して利用できそうな不動産会社を選ぶなら、この認可番号には注目しておきましょう。

張り出し広告やネットに条件が良すぎるおとり物件はないか

不動産会社の店先には、物件の広告が載っていることが多いです。しかし、この広告を見るときは少し注意が必要です。例えばあまりにも条件のよい物件情報ばかりが並んでいた場合は、それは「おとり物件」の可能性があります。好条件の物件で客の興味を引こうとしているのです。実際のところは、かなり前に埋まってしまった物件であることも少なくありません。情報の古さや広告そのものの汚れなどにも目を光らせましょう。

物件広告に誇張・使用禁止の文言が使われていないか

あまりにも大げさなキャッチコピーを掲げて物件の情報を出している不動産会社は、実はあまりよい会社とはいえない場合があります。なぜなら、賃貸物件などの不動産は、誇大広告で宣伝することを宅地建物取引業法という法律によって禁止されているからです。

「完璧」「特別」などの言葉を使って広告を出している不動産会社は、法律を無視している悪質な会社である可能性が高いため注意しましょう。

店内・店頭が汚れていないか

店舗や店頭が汚かったり散らかっていたりする店舗は、避けた方が無難といえるでしょう。整理整頓が行き届いていないということは、あらゆるものの管理がずさんな会社の可能性があります。社員への教育も徹底されていない場合も多いです。あとになってトラブルになるかもしれません。

スタッフの接客態度

身なりや言葉遣いはもちろんのこと、電話対応まで対応のよい不動産会社には信頼も持てます。

接客態度の悪い不動産会社からは、「契約さえしてもらえればそれでよい」という雰囲気が出ていて、到底よい印象は持てません。自分に対する接客態度だけでなく、担当ではない人にはどのような対応をするかなどもチェックしておきましょう。

希望内容を細かく親身に聞いてくれるか

どれだけ親身になって話を聞いてくれるかどうかも、不動産会社を選ぶうえでは大事なポイントになります。希望条件を伝える際は条件を書類に記入するパターンが多いですが、本当に親身に相談を受け付けてくれる不動産会社は、紙に書いたこと以外もうまく聞き出そうとしてくれます。どんな物件がよいのか細かくヒアリングしてくれる姿勢があるかどうかは、よく見ておきましょう。

不動産会社の良い営業マンの見分け方

部屋探しをするときに大事なのは、自分に合った不動産会社ですが、それと同時に大事になってくるのは担当者の存在です。

しかし、人によっては、営業マンとの相性が悪いと感じることもあるでしょう。そんなときは遠慮せず、担当変更の申し出をした方が賢明です。もしそれが難しいようであれば、不動産会社ごと変更した方がよいでしょう。

ここからは、自分にあったよい営業マンを見分ける方法について解説していきます。

返事が早い

返信の早さは、まめさ、丁寧さ、礼儀正しさなどの印象につながります。安心感も覚えやすいですし、仕事ができる証拠ととらえることもできるでしょう。

また、内容の簡潔さ、話のかみ合い具合などにも注目はした方がよさそうです。いくら返信が早くても、話がかみ合わず一方的にいいたいことをいってくる、内容がまとまらず何をいいたいのかわからないなどの特徴が目立つ場合は、残念ながら仕事のできない営業マンの可能性があります。

物件のメリットだけではなくデメリットも話してくれる

本当に信頼できる営業マンは、物件のメリットだけでなくデメリットまであわせて話してくれます。自分の数字ではなく、顧客のことを第一に考えるからです。

そして、デメリットとして感じる部分は人によってさまざまなものです。自分にとってネックな部分について詳しく聞いてみた結果、それについて正直に答えてくれるなら、その営業マンは信頼に足るはずです。

契約を急がせない

顧客のことを考えている営業マンは、契約を急がせるようなことは基本的にいいません。内見の数が少ない、ほかにこの物件を気になっている人がいるから早くした方がよいなどの営業トークには気をつけましょう。

本当に信頼できる営業マンは、顧客が納得いくまでとことん付き合って、よりよい物件を探そうとしてくれるものです。決して無理に契約を急かせるようなこともしません。

不動産会社の営業マンに嫌われない接し方

部屋探しをするときは、営業マンは自分たちにとって「部屋探しのパートナー」であることを忘れてはいけません。

営業マンも一人の人間ですから、やはり顧客から嫌な対応をされれば、つい後回しにしたくなる心理にはなります。そのため丁寧な対応を心がけて、歩み寄っていくことが大切です。ひどい対応が多く営業マンから嫌われてしまうと、結果として自分たちが不利益を受けるかたちになるため気をつけましょう。

では以下からは、営業マンに嫌われない接し方について解説していきます。

自分は客だと横柄な態度はとらない

約束の時間を守らない、なかなかメールの返信をしない、電話を折り返さないなどの対応が多いと、やはり横柄な態度をとる顧客だと思われてしまいます。そもそも態度が悪い人は、物件に入居したときもほかの入居者とトラブルになるかもしれないことを不安要素としてとらえられます。そのせいで入居審査にも通りにくくなる可能性も出てくるため、態度には特に注意しましょう。

物件に対する不満や悪口は言わない

物件に対して何らかの不満があったとしても、声を大にしてそのことを口にする必要はありません。大家さん同伴で内見するときにそのようなことを口走るのは、もはやもってのほかです。デリカシーのない人、配慮のない人と思われて、入居審査に響くのはいうまでもありません。

条件を妥協せず完璧を求めない

物件探しは確かにこだわりたいところですが、あまりにも指定の条件が多いと、営業マンもそのうちうんざりしてきてしまいます。「理想の高い面倒な人」という印象から、やがては「付き合いきれない」と思われる可能性があります。

もし、それでも妥協はしたくないと思うなら、残念ながらその不動産会社で物件探しをするのは諦めた方がよいかもしれません。縁がなかったと割り切り、他社に切り替えることを考えましょう。

まとめ

不動産会社の評判は、自分で情報を確かめながら相性の合うところを見つけていくことが大切です。不動産会社は数も多いため、物件探しを始めるときは、いろいろな店舗をまずは訪れてみることをおすすめします。

そしてこちらも丁寧な対応を心がけて担当の営業マンとはしっかり歩み寄り、信頼関係を築いていきましょう。そうすることが、よい物件を探す最大の近道になります。